Paris Diary_宿泊は家交換の「Home exchange」


滞在に利用したのは、家を交換するマッチング・サービス「Home exchange」。宿泊可能な自宅の登録をすると、サイトに表示される世界中の家に宿泊可能になるという仕組み。そう、キャメロン・ディアス&ケイト・ウィンスレット主演の映画『ホリディ』で登場したアレです。民泊と異なるのは宿泊の際に金銭が発生しないことで、タイミングが合えば家を交換、あるいは所有の「ゲストポイント」を利用する。「ゲストポイント」はゲストを迎えることで稼ぐことができる。ちなみに登録時にゲストポイントが贈呈されるので、今回はそれで賄った。

宿泊したのはパリ郊外の閑静な住宅街にある、フランス人家族が住む一軒家。提供されたのはシャワーとWiFi付きの個室、ラウンジ、キッチン、ランドリー、そしてトイレは共有。ホームステイの趣きだけど、ご一家は仕事や学校で忙しく過ごしているので、あまり顔をあわすことなく、のんびり過ごせることができた。

パリの住居というとコンパクトなアパルトマンというイメージだったので、庭付きの広々とした住環境は衝撃だった。

RER(高速鉄道)の駅が最寄なので不安があったけれど(RERは治安の悪いエリアを通るため評判があまり良くない)、到着してみると呆気にとられるくらい良い雰囲気。駅前にはスーパーマーケット「franprix」、そして日が暮れるとピザ窯のあるフードトラックが登場する。宿泊先は駅から徒歩3分ほどなので、アクセス環境も素晴らしかった。パリを歩き回ったあと最寄駅に帰ってくると心底ほっとした。


Home exchange
https://www.homeexchange.com/

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